ゴルフ場コース紹介

人生で一度は行きたいコース:GOLF誌 世界トップ10ゴルフコース 2023 -24年版

今回は人生で一度は行きたいコースとして、ゴルフ雑誌が発表しています世界トップコース100(2023-24年)から10コースをご紹介いたします。
是非参考にしてください。参考:https://golf.com/travel/courses/top-100-golf-courses-world-2023-24/

1位:パインバレー(Pine Valley)

起伏ある砂地の地形に点在する芝の島々を縫うようにホールが展開し、何十年にもわたり1位の座を守り続けています。

出典:GOLF’s Top 100 Courses(https://golf.com/courses/pine-valley-golf-top-100-courses/)

  1. パイン バレーは 1913 年にフィラデルフィアのアマチュア ゴルファーのグループによって設立され、ジョージ アーサー クランプがコースを設計しました。
  2.  Golf Magazineの100 Topコースでアメリカおよび世界ランキングで2012, 2015, 2019, 2020 および2023に1位に輝いています。
  3. 1936 年と 1985 年に、米国、英国、アイルランドのチーム対抗のウォーカー カップが開催されました
  4. フェアウェイとグリーン以外は全て砂地のウェイストエリアになっており、世界で最も難しいコースと言われています。
  5. 男性メンバーだけのプライベートクラブでしたが、2021年に初めて女性会員にも門戸を開放し、アニカ・ソレンスタムなどの女性メンバーが入会しました。

ニュージャージー州南部のカムデン郡パインバレーにあるコース。

  1. 住所: 1 E Atlantic Ave, Pine Hill, NJ 08021 アメリカ合衆国
  2. TEL:+1(856)783-3000
  3. 車: フィラデルフィア国際空港から車で約30分(約37.5㎞)
  4. 開場日:1913年
  5. 設計:George Crump / Harry S. Colt
  6. 距離:パー70、レギュラーテー 6,557ヤード
  7. コースレート:73.6
  8. 予約:メンバーコースのため、メンバー同伴のみ予約可能

2位:サイプレス・ポイント(Cypress Point)

アリスター・マッケンジーが設計したコース。林間から砂丘、切り立った海岸まで多様な風景を縫うように展開。中でも太平洋に突き出す名物ホール、パー3の16番は、最も劇的で写真にもよく撮られるホール。

出典:https://www.golftrips.com/golfcourses/cypress-point-club

  1. 1928年開場したコース。アリスター・マッケンジーが設計しました。
  2. 海岸沿いの砂丘に囲まれたコース。OUTの9ホールはデルモンテの森に入り、IN9ホールでは岩だらけの海岸線へ。
  3. 1947年から1990年まで、AT&Tペブルビーチ・プロアマの一部として使用されていました。

も。

  1. 住所: 3150 17 Mile DrivePebble Beach, CA 93953アメリカ合衆国
  2. TEL:+1(831) 624-2223
  3. 車: モントレー・リージョナル空港から車で約20分(約15㎞)
  4. 開場日:1928年
  5. 設計:アリスター・マッケンジー
  6. 距離:パー72、レギュラーテー 6,536ヤード(out3,349、in3,187)
  1. 予約:メンバーコースのため、メンバー同伴のみ予約可能

 

3位:セントアンドリュース(オールドコース)

ゴルフ発祥の地。ブラインドバンカー、巨大なダブルグリーン、「ロードホール」や「ヘルバンカー」などの独特な要素と、日々変わる風による戦略性。短く刈り込まれた芝と多様性は戦略設計の基本となり、オーガスタ・ナショナルにも影響を与えました。あらゆる年齢・レベルのゴルファーが楽しめるフレキシブルな設計です。

出典:18番ホール(https://standrews.com/homepage)

  1. 1552年開設の世界最古のゴルフコースと言われており、あるがまま〟を理念とした素朴な原風景のリンクスコース
  2. バンカーは112個あり、中でも14番ホールの「ヘル・バンカー」(Hell Bunker)と、17番ホールの「ロード・ホール・バンカー」(Road Hole Bunker)が有名。ロード・ホール・バンカーは、1978年の全英オープン中島常幸が、脱出に4打を要し結局9打でホールアウトしてメジャー大会優勝のチャンスを逃し、「トミーズバンカー」と呼ばれることもある。
  3. いくつかのホールでは、グリーンがアウトとインとで共用となっており、カップの旗の色でアウトとインを区分けしている。
  4. 1番ホールには、見守るようにR&A(英国ゴルフ協会)の建物がある。

 

スコットランド、セントアンドリュースにあるパブリックコース。

  1. 住所: W Sands Rd, St Andrews KY16 9XL イギリス
  2. TEL:+44(1334)466666
  3. 車: エジンバラ国際空港から車で1時間10分(約86㎞)
  4. WEBサイト:https://www.standrews.com/homepage
  5. 開場日:1552年
  6. 設計:オールド・トム・モリス
  7. 距離:パー72。WHITEティー 6,080ヤード(OUT2,987ヤード、IN3,093ヤード)
  8. コースレート:GREENティー 男性70.2 女性76.5
  9. 料金:150ポンド~320ポンド(約30,000円~64,000円)
  10. 予約:①バロット(抽選)②ゴルフプレー&宿泊パッケージ「エクスペリエンス・セントアンドリュース
  11. 注意事項:セントアンドリュース・オールドコースでプレーするには、男女ともに「28以下のハンディキャップ証明書」が必要。オールドコースはゴルファー1名につきキャディ1名が必須。1組4名が必須。

4位:シネコック・ヒルズ(Shinnecock Hills)

出典:https://www.shinnecockhillsgolfclub.org/history

1986年以降、全米オープンを5度開催。広大な敷地に時間をかけて造られた設計の傑作。1928年から建設が始まり、1931年に開場。流れるようなホール配置は、手作業による「スロービルド」だからこそ可能でした。

  1. 1891年に設立され元々の12ホールのゴルフコースはウィリー・デイビスによって設計され、1895年春に18ホールに拡張されました。現在のコースはウィリアム・フリンによって設計され、1931年のシーズンにオープンしました。
  2. シンネコック丘陵の自然の地形を活かして設計されており、イギリス諸島の多くのゴルフコースに似ています。
  3. USGA主催の著名なイベントの舞台となっています。1896年の第2回全米オープン選手権と全米アマチュア選手権、1900年の全米女子アマチュア選手権、1977年のウォーカーカップ・マッチなどが含まれます。全米オープン選手権は、1986年、1995年の全米オープン100周年記念、そして2004年と2018年にもシンネコック・ゴルフクラブで開催されました。
  4. 2026年の全米オープン選手権、そして2036年の全米女子オープン選手権と全米オープン選手権は、シンネコック・ゴルフクラブで連続して開催される予定です。

  1. 住所: 200 Tuckahoe Rd, Southampton, NY 11968 アメリカ合衆国
  2. TEL:+1(631)283-1310
  3. 車: ジョン・F・ケネディ国際空港から車で1時間10分(約86㎞)
  4. WEBサイト:https://www.shinnecockhillsgolfclub.org/
  5. 開場日:1931年
  6. 設計:ウィリアム・フリン
  7. 距離:パー70。BLUEティー 6,141ヤード
  8. コースレート:BLUEティー 70.8
  9. 予約:メンバー同行のみで、プレーができます。

5位:ナショナル・ゴルフ・リンクス・オブ・アメリカ(NGLA)

出典:https://www.ngla.us/

戦略設計の傑作。「アルプス」「レダン」「ショート」「レブン」など英国のセントアンドやプレストウィックなどの伝統ホールを模したホールを導入。伝説のゴルフライター、バーナード・ダーウィンは「ナショナル・リンクスは真に偉大なコース」と評しています。

  1. 1908年にチャールズBマクドナルドの設計でオープンしました。
  2. ニューヨーク州サウサンプトンにあります。
  3. 多くのホールはイギリス諸島の有名なゴルフコースをモデルにしており、地元の環境に合うように改造されています。

  1. 住所: 149 Sebonac Inlet Rd, Southampton, NY 11968 アメリカ合衆国
  2. TEL:+1(6312)830-410
  3. 車: ジョン・F・ケネディ国際空港から車で1時間30分(約128㎞)
  4. WEBサイト:https://www.ngla.us
  5. 開場日:1911年
  6. 設計: C.B.マクドナルド
  7. 距離:パー72。Middleティー 6,458ヤード(3,160、3,298)
  8. 予約:メンバー同行のみで、プレーができます。

6位:ロイヤル・カウンティ・ダウン

出典:https://www.royalcountydown.org/

130年以上の進化を経て、世界最高のフロントナインとも称される設計。ブラインドショットが多く、視覚的トリックも巧妙。美しい景観と戦略性を兼ね備え、アイリッシュ・シーやモーン山脈、スリーブ・ドナー・ホテルの赤レンガの塔が眺望に加わる絶景。

  1.  北アイルランドのニューキャッスルにあるゴルフコース
  2. 1889年に、オールド・トム・モリスの設計でオープンしました。
  3. チャンピオンシップコースとアンズリーリンクスの2つの18ホールがあるリンクスコース
  4. ロイヤル・カウンティ・ダウンは、マーロー自然保護区の中でも世界屈指の自然美を誇るリンクスコースに位置しています。モーン山脈の雄大な景色を背景に、ダンドラム湾の岸辺に沿ってジグザグに続くリンクスコースは、ほぼすべてのホールから異なる景色を楽しめます。
  5. Senior British Open、The Amateur Championship、British Ladies Amateur、Curtis Cup、Walker Cup、Irish Openなど数多くのトーナメントが開催されました。

  1. 住所: 36 Golf Links Rd, Newcastle BT33 0AN イギリス
  2. TEL:+44(284)3723‐314
  3. 車: ベルファスト国際空港から車で約1時間(約66㎞)
  4. WEBサイト:https://www.royalcountydown.org/
  5. 開場日:1889年
  6. 設計: オールド・トム・モリス
  7. 距離:チャンピオンシップコース パー71、Whiteティー 6,675ヤード(3,421、3,457)
  8. コースレート White 74.0
  9. 予約:オフィシャルサイトで予約可能です。
  10. 料金:425ユーロ

7位:ロイヤル・メルボルン(ウェスト)

出典:https://www.royalmelbourne.com.au/courses/
元世界ランク1位のニック・ファルドが「速く締まったフェアウェイと、グリーンに食い込むバンカー、自然な見た目のバンカー設計、長短織り交ぜたパー4のバリエーション、広いフェアウェイとグリーンの傾斜が素晴らしい」と絶賛。

  1. 1891年に設立された、オーストラリアで現存する最古のゴルフクラブです。
  2. 全豪オープンやプレジデンツカップ、全豪女子オープンなどが開催されました。

  1. 住所: 88 Cheltenham Rd, Black Rock VIC 3193 オーストラリア
  2. TEL:+6(139)599‐0500
  3. 車: アバロン空港から車で約1時間(約72㎞)
  4. WEBサイト:https://www.royalmelbourne.com.au/
  5. 開場日:1931年
  6. 設計: アリスター・マッケンジー
  7. 距離:パー72、Blueティー 6,077ヤード(3,039、3,038)
  8. 予約:オフィシャルサイトで予約可能です。所属するゴルフ場のオフィシャルハンディが必要です。

8位:オークモントカントリークラブ

出典:https://www.oakmontcc.org/

「意地悪そう」に見えることが強み。木が少なく、水もない、無骨な景観。しかし、グリーンのスピードと硬さは世界有数。フェアウェイも広く、キャリーもそこまで要求されないが、起伏に富んだグリーンが難易度を激増させる。短いパー4(2、11、14、17番)の設計美も見逃せません。

  1. 1903年にペンシルベニア州に開場したゴルフコース
  2. ウォーターハザードなないが、200ほどのバンカーがあり、グリーンは巨大で起伏がきつく、高速で、コースレートは77.5で、ゴルフ界では全米で最も難しいコースの一つとされている。
  3. USOPENやUSWOMOMEN’SOPENやPGACHAMPIONSHIPなど、数多くのトーナメントを開催しております。

  1. 住所: 1233 Hulton Rd, Oakmont, PA 15139 アメリカ合衆国
  2. TEL:+1(412)828‐8000
  3. 車: ピッツバーグ国際空港から車で約38分(約52㎞)
  4. WEBサイト:https://www.oakmontcc.org/
  5. 開場日:1903年
  6. 設計: ヘンリー・ファウンズ
  7. 距離:パー72、Blueティー 6,396ヤード(3,230、3,166)

9位:オーガスタ・ナショナル

 

出典:https://www.masters.com/en_US/tickets
ボビー・ジョーンズとマッケンジーの構想は、セントアンドリュースの戦略性を具現化すること。各ホールには安全ルートとリスキーなルートが存在。2022年には11番ホール右側の木が取り除かれ、コース幅と戦略性が回復されたことに賞賛の声も。
米国のジョージア州オーガスタにあります。

  1. 1932年にボビー・ジョーンズとアリスター・マッケンジーによって設計されたメンバーコース。世界中に約300人の会員がいるが、会員希望者は数多い。
  2. ジョージア州にあり、高速グリーンと美しいコースとして有名。11番から13番の3ホールは、風向きが読みにくく、神様に祈りたくなるほど難しいため、アーメンコーナーと呼ばれています。
  3. 数少ないメンバーとの同伴でしかプレーできません。そのため、世界一プレーが難しいと言われています。

  1. 住所: 2604 Washington Rd, Augusta, GA 30904 アメリカ合衆国
  2. TEL:+1(706)6676‐000
  3. 車: オーガスタ・リージョナル空港から約20分(約20km)
  4. WEBサイト:https://www.masters.com/index.html/
  5. 開場日:1932年
  6. 距離:555Yards /Par72(OUT 3775・ IN 3780)
  7. 設計者:ボビー・ジョーンズ、アリスター・マッケンジー

10位:ロイヤル・ドーノック(チャンピオンシップ)

出典:https://royaldornoch.com/

ム・ワトソンが「ゴルフ人生で一番楽しかった」と語ったコース。ドナルド・ロスの故郷でもあり、現在の形はジョン・サザーランドによって数十年かけて形成されました。オークモントやナショナル同様、少数の天才によって磨かれた「唯一無二の声」を持つ名コース。

  1. ドーノック湾に位置するリンクスコースです。
  2. 現在のゴルフクラブは148年前の1877年に設立され、1906年にエドワード7世によって王室ゴルフクラブの地位を与えられました。

  1. 住所: Royal Dornoch Club Golf, Golf Rd, Dornoch IV25 3LW イギリス
  2. TEL:+44(186)281‐0219
  3. 車: アバディーン空港から車で約3時間(約220㎞)
  4. WEBサイト:https://royaldornoch.com/
  5. 開場日:1886年
  6. 設計:オールド・トム・モリス
  7. 距離:パー70、オレンジテー 6,299ヤード(3,113、3,186)
  8. コースレート:71.3
  9. 予約:オフィシャルサイトから予約が可能です。

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