ゴルフマナー

Play Fast(プレーファースト)のすすめ

楽しくゴルフをするための重要な要素に、「Play fast」という言葉があります!あの白洲次郎氏が、ゴルファーの一番大切な心構えとして、「Play Fast」を掲げていたそうです。

上の画像は関東ゴルフ連盟のWEBサイトから。関東ゴルフ連盟はゴルフ本来の精神を再確認すべく、「Play fast」をテーマに掲げており、この書体は、軽井沢ゴルフクラブの理事長でもあり、日本で初めてジーンズをはいたと言われる白洲次郎(しらすじろう)氏(1902~85)の筆です。

ラウンドをする皆様全員が楽しくラウンドするために、1人1人が「Play Fast」を意識していただければと思い、改めて、PLAY Fastをつながるポイントを整理いたしました。

Play Fastのポイント

1.打つ準備

カートは一番手前のボールの真横に移動

乗用カートはティーグランドから一番近いボールの真横に移動します。後ろの組のナビでは前の組との距離が表示されますので、先にカートだけ前に移動してしまうと後ろの組からの距離が分からなくなりますので、打ち込まれる可能性が出てきますので、注意が必要です。

クラブは3本以上持っていく

自分のボールの位置を確認して、打ちたい距離を基準に前後1番手ずつのクラブを3本持参しましょう。例えば、残り約150ヤードの距離の場合、いつも150ヤードが7番アイアンの方は、風や打ち上げ、打ち下ろしを考え、6番、7番、8番の3本のアイアンを持って行きましょう。残り100ヤード以内の場合はパターを、グリーンの近くにバンカーがある場合は、バンカー用のクラブも持参しましょう。

自分のボールの近くに移動しておく

同伴者がショットをしている間に、同伴者の邪魔にならないように自分のボールの近くまで移動しておきましょう。距離の測定や、狙い目の確認などできることは、済ませておきましょう。

2.打つ直前

素振りの回数は1回、多くとも2回まで

打つ直前の素振りは出来れば1回、多くとも2回までにしましょう。2回では少ないという方は、同伴者の邪魔にならないように同伴者が準備する間に素振りやイメージ作りをしておき一連のルーティーンの一部を終わらせておきましょう。*練習場でも1度の素振りで次にボールを打っていく練習をしましょう。

3.打った後

ボールの行方をしっかり見ておく。

自分のボールだけでなく、同組のボールの行方を見ておくことでボール探しの時間が短くなります。ボールを探す時間は新ルールでは3分になりました。

後ろの組が早く打てるように、カートの移動を優先

打ち終わったら、カートに移動してクラブをバッグにしまう前にカートに乗って、カートを移動させましょう。後ろの組が早く打てるような動きをしましょう。

動きはテキパキと、場合によっては小走りを

打ち終わったら、次の動きを行い、出来るだけ素早く動きましょう!

4.まとめ

多くのゴルフ場はハーフ時間を2時間15分と設定しています。一人でもスロープレイヤーがいると、同じ組の他のプレイヤーが少しでも時間を短縮しようと、いつもより急いで打ったり、いつもリズムを崩してショットが乱れがちになります。

同じ組の方全員が楽しくラウンド出来るよう、プレーファーストの心掛けをお願いいたします。

 

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